700文字で歩く府中

東京都府中市の散策レポートを、毎週700文字でお届けします!

府中駅近くにちょこりと佇む時計

もう夏至も過ぎましたね。
冬のキンと冷えている暗い朝方も好きですが、起きたときにはもう太陽が昇っているという毎日には何といっても元気が出ます。
それなのに、ここのところはまた曇り空の朝も多くなってきましたね。
せっかく日が長いのに室内が薄暗いのでちょっと寂しいといいますか、もったいない!という気持ちにもなってしまいます。


さて、先日は京王線府中駅前の伊勢丹とフォーリスの裏側を歩いてきたのですが、そこに向かう途中で素敵なものを見つけました。

この辺りには珍しい三角屋根の建物があって、そこに掲げられた看板の上に時計が付いているんです。
たしかジュエリーリフォームのお店のものでした。
建物の雰囲気も時計のデザインも明るくて可愛らしい感じです。
正直、近頃スタイリッシュな駅前を目指しているだろう府中駅の近辺の建物としてはメルヘンチックで風変わりな存在なはずなのですが、これが周辺の風景によく馴染んでいました。
愛嬌のある建物なので、お店と一緒にぜひ末永く府中駅のそばにあってほしいです。


ところでこの日は久しぶりに、この京王線府中駅が通勤に使われるような時間帯に通りかかりました。
さすがに朝は混んでいましたが、毎日通っているわけではない私にとっては新鮮でした。
スーツを着たりオフィスカジュアルの装いをした方々が、駅舎の中へ入っていったり出てきたりする光景を眺めていると、府中も大きな街なんだなと改めて実感できます。


それと府中駅は離れたところから気を付けて見てみると、と駅舎の外壁もだいぶ黒ずんできているようです。
駅全体をリニューアルしていくようですし、こういったところもピカピカになるのかもしれないと思うと期待が高まります。