700文字で歩く府中

東京都府中市の散策レポートを、毎週700文字でお届けします!

季節とともに変わっていく風景

今月の初めあたりからどんどん日差しが眩しくなってきて、日焼け止めを塗っていても洋服の外に出ている腕や脚が日焼けするようになりました。
春先までは手の甲に塗り忘れたくらいなら諦めてそのまま出掛けていたのですが、肌の強くない私は近頃さすがに日光の刺激が気になります。


でもこの晴れやかな太陽の光は、植物にとっては嬉しいものなのかもしれませんね。
けやき並木の木々も、もう黄緑色の若葉ではなく濃い緑の葉をたくさん茂らせていました。
このブログを始めたころに見た時はわずかに色づいている程度だった若芽が、もうこんなに青々とした立派な枝葉の天井になっているのかと思うと、成長の速さが凄いなと思います。


しかし植物ほどではないですが、この辺りの街並みもめまぐるしく変わっていくものですね。
府中駅北口側のバス停手前でもなにやら大きな工事が始まったようで、まだ何か建つのか……!と驚いてしまいました。
以前、京王アートマン寄りの一角に1階建てのプレハブのようなものができて、薬局や不動産屋さんなどのお店が営業開始したときにも、似たような気持ちになった気がします。
使い慣れた駅の風景が変わっていくことへの寂しさや期待でしょうか。


そういえば、府中駅北口側の陸橋ではタイル改修工事をすると書いてありました。
私が府中に来てからもう10年、今のタイルだったと思いますし、その前から長いこと同じものだったかもしれないことを考えると、見慣れた足元の景色ともそろそろお別れなんだろうなと分かります。


ここ数年の間に色々と変わっていきすぎて、なんだか置いていかれそうな寂しさも感じるのですが、どんどん綺麗に新しくなっていく府中駅前の今後の風景にはぜひ期待していきたいです。