700文字で歩く府中

東京都府中市の散策レポートを、毎週700文字でお届けします!

当たり前の風景すぎて、気が付かずにいたこと

もう梅雨に入りましたね。
今年はかなりスパッとそれらしい気候に切り替わった気がします。

冬から春になるまでには随分ぐずついていた覚えがありますが、春から暑くなるまでと、そこから梅雨に切り替わるところはあっさりしているので驚きました。

さて、先日は都立農業高校の近くまで散歩してきました。
雨が降りそうな気配がする空模様だったにも関わらず、傘を置いたまま出てきてしまったので、雲行きがいよいよ危うくなる直前くらいで引き返す考えでした。


この日は午後に散歩したのですが、農業高校のグラウンドでは野球部の生徒さんたちが練習に励んでいました。
元気な若い子って見ていて気持ちがいいので、このグラウンドの脇を通るときはいつも部活動の様子を窺ってしまうのです。
ただ、あまりじーっと眺めていると怪しい人みたいになってしまうので、この時もチラチラ見ながら通り過ぎました。


私は野球について詳しくないのでよく分からないのですけれど、上級生が新入部員の指導をしているように見えました。
指導という言葉が的確でなければ、練習に付き合っているということだったのかもしれません。


このいかにも先輩と後輩という感じがする様子を見ているうちに、少し不思議な気分になりました。
今このグラウンドで後輩を鍛えている男の子たちは、私が府中に来たころにはまだこの学校にいなかったんだと思ったのです。

私はもう府中に10年住んでいて、農業高校の野球部やサッカー部などの部活風景は当たり前の光景として眺めています。
それをつい、いつも見られる日常の風景と捉えてしまうことになるのですが、その景色の中で一所懸命に練習している生徒さんたちは、毎年入れ替わっていっているんだなということに、この時に気が付きました。


生徒さんが代替わりしていくのは当然の事といえばそうなのですが、何とも言えない感慨がありますよね。

晴れた日のつれづれ

先日は天気もよく、何より心地いい風が吹いていたので散歩に出掛けました。


郷土の森博物館で催される「あじさいまつり」ののぼりを見かけるようになったなと思っていたのですが、調べてみたらもう開催されていたのですね。
5月の末から始まっていて、今年は7月2日まで続くようです。

郷土の森にはアジサイが1万株植わっているそうなのですが、アジサイは1株が結構大きいと思いますから、1万もあると言われるとなんだか想像がつかないですよね。
期間中はさまざまなコンサートや小物づくり体験などの催し物があるようですし、6月中に都合が付けば一度行ってみたいです。


この「あじさいまつり」ののぼりが出ていることに気が付いたのは宮町中央通りでのことだったのですが、ここに眼科などのクリニックや薬局が何軒かあるのを見かけました。
当たり前のことかもしれませんけれど、この近辺は眼科に限らずさまざまなクリニックが府中駅前に集中している印象です。
駅前にやって来さえすれば、買い物やコンタクトレンズの買い足しなどの用事が一度に済むので大変便利ですよね。
ただ府中駅の遠くに住んでいるとかなり歩かなければならなくなってしまうので、これが分散してくれないかなと願ってしまうときもあります。


そういえば、京王線府中駅は南口の自動券売機も場所が移るのですね。
駅すぐのところで大きなマンションが完成するようですし、それに向けてますます姿を変えていくのでしょうか。


駅周辺の工事に関する構想図は見かけたこともあるのですが、府中駅はもしかしたら見たことのない姿に変わるのかもしれない!と感じたのは今回が初めてでした。
いずれにせよ、一市民としてますます素敵な街になっていってほしいと願っています。

季節とともに変わっていく風景

今月の初めあたりからどんどん日差しが眩しくなってきて、日焼け止めを塗っていても洋服の外に出ている腕や脚が日焼けするようになりました。
春先までは手の甲に塗り忘れたくらいなら諦めてそのまま出掛けていたのですが、肌の強くない私は近頃さすがに日光の刺激が気になります。


でもこの晴れやかな太陽の光は、植物にとっては嬉しいものなのかもしれませんね。
けやき並木の木々も、もう黄緑色の若葉ではなく濃い緑の葉をたくさん茂らせていました。
このブログを始めたころに見た時はわずかに色づいている程度だった若芽が、もうこんなに青々とした立派な枝葉の天井になっているのかと思うと、成長の速さが凄いなと思います。


しかし植物ほどではないですが、この辺りの街並みもめまぐるしく変わっていくものですね。
府中駅北口側のバス停手前でもなにやら大きな工事が始まったようで、まだ何か建つのか……!と驚いてしまいました。
以前、京王アートマン寄りの一角に1階建てのプレハブのようなものができて、薬局や不動産屋さんなどのお店が営業開始したときにも、似たような気持ちになった気がします。
使い慣れた駅の風景が変わっていくことへの寂しさや期待でしょうか。


そういえば、府中駅北口側の陸橋ではタイル改修工事をすると書いてありました。
私が府中に来てからもう10年、今のタイルだったと思いますし、その前から長いこと同じものだったかもしれないことを考えると、見慣れた足元の景色ともそろそろお別れなんだろうなと分かります。


ここ数年の間に色々と変わっていきすぎて、なんだか置いていかれそうな寂しさも感じるのですが、どんどん綺麗に新しくなっていく府中駅前の今後の風景にはぜひ期待していきたいです。

雨の日の散歩も好きなのです

先日は雨の降りだしそうな湿った風が吹いていましたので、少し期待しつつ出掛けて近所を散歩してきました。


もうすぐ6月なのですから当然ですが、都立農業高校の周りに咲いていたツツジの花も、ほぼすっかり落ちてしまいましたね。
かろうじて残っている花びらも半透明に溶けて萎んでいたのを見てしまうと、季節の移り変わりを感じます。

しかもそのツツジの木の一つ一つの枝葉がかなり伸びて、植え込みとしてはかなり形が崩れた状態になっているのも印象的でした。
そのうち剪定されるのでしょうけれど、歩道のほうへ流れ出るように伸びてきている道端の植木というのは一年中みられるものでもないので、この時期の味わいがある気がしました。


そういえば、農業高校の国分寺街道沿いを抜けて、桜通りの交差点を府中駅側まで渡るとフラワーショップがあるのです。
この日はそのお花屋さんの店先に、ピンクや白のカーネーションのような花の鉢がたくさん並べられていて、とても可愛らしい華やかさがあふれていて綺麗でした。

数がけっこう多かったのでイベント事があるのかと考えてしまいましたが、母の日は過ぎていましたし、亡くなった母親に贈るといわれる白いカーネーションだったしなぁ……とも思います。
単純に今がカーネーションの季節で、母の日が過ぎたからこういう色も売り出しやすくなった、ということなのかもしれません。


その後もしばらくあちこちうろうろしたのですが、結局すぐ雨が降ってくるということもなさそうでしたので、諦めて自宅へ戻りました。
その途中で気が付いたのですが、大きな花をつけるほうのツツジは花が枯れてしまっていましたが、小さな花のほうはまだ綺麗に咲いているものも多かったです。


雨の中での散歩をしたくて出掛けてみたので、その目的は果たせなかったのですが、歩き慣れた道でも散歩と思って通るとさまざまな発見があって嬉しかったです。

変わりゆく府中駅前の景色

先日は市外に用事があって京王線府中駅を利用したのですが、改めて眺めてみると、この辺りの街並みもなんだか変わりましたよね。


まず、けやき並木通りの府中駅側はほぼ大きなビルだけになったなと思います。

私が越してきたばかりの頃には、確かいま高級そうなマンションが建っている土地に丸正の店舗がありました。

またここ数年間、府中駅南口の正面の区画をずっと工事していたようでしたが、気が付くとビルが出来上がってしまったのにも驚きます。
あのあたりには以前、もう少し小さな雑居ビルが集まっていましたよね。
個人的には、白地に赤いメガネのフレームが描かれた看板が印象に残っています。


変わったといえば、京王線府中駅の北口の券売機がここ数週間の間に移動していたのには、なんだか不思議な気持ちになりました。
時の流れは止まらないのだなあと思ってしまった感じでしょうか。

ところで、あの位置に券売機やICカード乗車券の残高チャージの場があると、ちょっと利用しづらいのではないでしょうか……。
啓文堂書店側の入り口から来る人には問題なさそうですが、京王ストア側の入り口から入ってきた人は改札を出入りする人の波を横切らなければいけなくなると思うのです。
最終的にどうなるのかを知らないのですが、元の券売機も使えるようにするか、京王ストア側にももう一か所置いてほしいなと考えてしまいました。


とはいえ、府中駅がどんどん利用しやすい駅になってきているのは確かです。
私が府中に越してきた頃にはまず南口というものがありませんでしたし、いま改札の外を賑わしているお弁当屋さんや花屋さんも、昔は駅舎を出てから探さなければなりませんでした。


住み慣れた街の姿が変わっていく……と考えると寂しい気持ちも湧いてしまいますが、人口が減っていく一方の街もある昨今のことです。
府中市がこうして、発展という形で変化していってくれるのは市民としてとても幸せなことだとも思います。